畳の豆知識

海外から伝わった物が多い中で、畳は日本固有の敷物です。
日本の歴史の中で確認できるのは古事記の一説から。その時はまだ畳床は無く、単なる敷物を重ねたものと考えられています。こうした敷物の総称で、畳めるもの、重ねるものの意味を持っていました。
現在のような形になったのは、平安時代。使う人の身分によって、畳の厚みや縁の柄・色が異なりました。その後、高貴な人間、客人のもてなし用として使用されていた畳が、数奇屋敷や茶道の普及により広まり、町人の家にも畳が敷かれるようになりました。経済の高度成長とともに生活様式も洋風化し、座る生活から椅子の生活に変わり、じゅうたん・フローリングが普及してきました。しかし、くつろげる畳の必要性を見直す動きもあります。フローリングに敷いて使用する「置き畳」など畳新製品が普及しつつあります。
最近では畳の素材も、新たな新化学素材を使用されるようになり、高い機能性で、多様化した消費者に対応できるよう様々な種類の畳がございます。

- 畳の目に沿って掃除機でマメに掃除して下さい。
- 畳は呼吸しています。畳の上にジュウタンやカーペットの重ね敷きを しないで下さい。
- 2〜3日晴天が続いた時、窓を開放し室内に風を入れて下さい。
- 時どき畳を片方だけ持ち上げて、ビン等を挟んで風を通して下さい。より一層効果があります。
- 水分を多く含んだもので畳の拭き掃除をすると湿けるため、カビが発生しやすくなります。
- 加湿器の過剰使用も畳を湿けらせます。
- 室内で犬・猫等のペットを飼われますと、畳が痛むと同時に、ダニの発生源となります。
- 食べこぼしをそのまま放置しないで下さい。
- 直射日光を当て過ぎると畳が痛み、日焼けが強くなります。
- ピアノや机のような足のある重いものを畳の上に直に置くと畳表の畳床も痛みます。処理を施してから置いて下さい。
- 家具類を畳の上にびっしり敷き詰めると、風の通りが悪くなり畳が呼吸できなくなります。又、家具は壁から少し離していただくと家具の裏側にも風が通ります。
- 除湿機やクーラーのドライで除湿すると室内のジメジメした空気が無くなり、カビやダニの問題がほとんど解決できます。

- ・インクをこぼした時
- 牛乳で湿らせて拭き取る
- ・灯油・醤油をこぼした時
- こぼした上に粉末の洗剤・クレンザー・塩・小麦粉・ベビーパウダー等をふりかけ、充分に液体を吸い取らせてから掃除機で処理し、その後固く絞った布で何度も拭く。
- ・クレヨンがついた時
- クリームクレンザーをごく少量、乾いた布につけ丁寧にこする。
- ・フェルトペンがついた時
- 油性のものはマニキュアの除光液で拭き取り、水性のものはクリームクレンザーで拭き取る。
- ・畳にカビが生えた時
- 消毒用アルコールを布に染み込ませ拭き取ってから風を通して乾燥させる。
- ・畳にダニが発生した時
- 掃除機で数回吸い取り、風通しを良くする。その後、出来れば畳を上げて除湿機で乾燥するとダニの発生は止まる。
- ・焼き焦げを作った時
- タバコの様に小さい場合は、オキシフルで漂白し、ロウをたらして穴を埋め、セロハンテープを貼って、焦げ穴を大きくしない様にする。
- ・家具の跡がついた時
- 凹んだ所に適度に霧吹きして、濡れタオルを当ててアイロンをかける。
- ・日焼けを少し消したい時
- 中性洗剤で固く絞った雑巾がけをしてから、酢を混ぜたお湯で拭く。
- 1・多目的使用
- ひとときのごろ寝や家族団らんの居間として、座卓ひとつで客間に、来客用の寝室に、コタツを囲んで娯楽室、お茶、お花等の稽古場に。
- 2・浄化作用
- 畳表は二酸化窒素ガスを吸収する作用があり、知らず知らずのうちに室内の空気をきれいにし、健康な環境づくりに役立っている。
- 3・保温・断熱効果
- 冬、室内の暖かい気温を外へ逃がさず、夏、外気の高温の進入を防ぐ働きをする。
- 4・吸湿・放湿作用
- 梅雨時などの湿気の多い季節は水分を吸収し、逆に室内が乾燥してくると蓄えた適度な水分を放出すというエアコン作用を備えている。
- 5・吸音効果
- 隣の部屋・真上の部屋等がフローリングだとこちらに音が響きますが、畳だと音を吸収して響きません。又、テレビ、ステレオ等の音響製品の音もやわらげてくれます。
- 6・弾力があって安全
- お年寄りや小さいお子さんが万一転んでも、弾力性のある畳だと安心です。
- 7・鎮静効果
- 畳の部屋はイ草が醸し出す香りで、疲れた身体を癒し、心を静めてくれます。まるで森林浴をしている様な効果を与えてくれます。

